2025-01-31

(私の失敗談)運転免許証の更新忘れにご注意

コロナ前のお話ですが、私が運転免許の更新を忘れていて大変な思いをしたことがあります。その時の事を記事っぽく書いた原稿が出てきたので、誰かのお役に立てればという思いでアップすることにしました。以下内容です。

運転免許証の有効期限切れていませんか?私は2020年10月中頃までの有効期限でしたが、うっかり更新することを忘れてしまい期限切れ手続きをしてきました。その結果優良運転者だった運転歴を失効してしまったり、何度か試験場を訪れることになったりといった出来事がありました。期限切れから一定の期間を過ぎると運転免許を失効してしまうので、運が良かったとも考えられます。ここでは私がどうして更新を忘れてしまったのか、期限切れ手続きを申請する時期、どのように期限切れ手続きをするかについてお知らせします。

どうして更新を忘れてしまったのか

更新を忘れていた理由は主に2点あります。1つ目は有効期限が平成32年だったこと、2つ目は公安委員会からの運転免許証更新連絡書が手元に届かずにうっかりしていたことです。

平成32年が令和2年と結びつきませんでした。そんな筈ないと考える方が大半かも知れませんが私は今一つピンとこなかったのです。有効期限の記載が平成になっている場合は念のためご注意ください。

平成31年 → 令和元年

平成32年 → 令和2年

平成33年 → 令和3年

平成の下1桁がそのまま令和の年数になります。ちなみに今回新しく発行された免許証の有効期限は、2023年(令和5年)~日まで有効、と西暦と和暦が一緒に書かれています。私のような人が他にもいたのかも知れませんね。

運転免許証連絡通知が届かないことがあります。本来であれば更新が必要な年の誕生日の35日~40日前に届きます。引っ越しして住所が変わったけど役所に届け出ていない方は、通知書が届かないこともあるので注意が必要です。ごくまれに同居人がしまい込んでしまうこともあります。私はある試験の受験票をしまい込まれてしまい、大変な思いをした経験があります。大事なものだからしまっておいたとのことでした。

 

期限切れ手続きを申請する時期

※この記事は令和2年11月10日に、愛知県警察サイトにある運転免許証の期限切れ手続きのページを参考にしました。道路交通法の改正により内容が変化することがあります

運転免許証の有効期限は免許を取得または更新した年から、3年乃至5年後の誕生日の1カ月後までです。その有効期限を過ぎた場合の手続きは以下の通りとなります。

期限切れについてやむを得ない理由がない場合

失効後6カ月以内の場合は、指定されている試験場で手続きをして、運転者講習を受けることで運転免許証の交付を受けることができます。学科試験と技能試験は免除されますが、運転免許の経歴は継続されません。以前に優良運転者だったとしても、新しく免許を取得した状態になります。

ちなみに「初心者標識免除」と運転免許証裏の備考欄に記載されます。これは初心者マークをつけなくても良いよ、ということです。

失効後6カ月超から1年以内の場合は仮免許証が交付されます。この際の学科試験と技能試験は免除されます。仮免許証から本免許証にするには自動車学校の仮免許コースを受講するか、技能試験と学科試験を運転免許試験場で受験するいわゆる一発試験にチャレンジする方法があります。

失効後1年が経過してしまうと再交付を受けることができません。

期限切れについてやむを得ない理由がある場合

やむを得ない理由とは、入院や海外滞在、身柄拘束等です。更新通知書が届かないことはやむを得ない理由にはなりませんのでご注意ください。

失効後6カ月以内の場合は、通常の免許更新と同じように更新できます。運転免許の経歴も継続されます。

失効後6カ月以降から3年以内の場合でも、やむを得ない理由がなくなってから1カ月以内であれば、通常の運転免許と同じように更新が可能で、運転免許の履歴も継続されます。

失効後3年を経過してしまうと、救済措置はなくなります。

どのように期限切れ手続きをするか

運転免許証の有効期限が切れてしまった場合の手続きは、通常の更新と違います。私は事前の確認を怠ったために、申請場所に2度行くことになってしまいました。必要事項や費用の確認は、お住まいの県の公安委員会が指定する申請場所に直接電話して確認すると良いでしょう。ここでは、どうして申請場所に2度行くことになってしまったのか、期限切れ手続きに必要なもの、期限切れ手続きができる場所についてお伝えします。

どうして申請場所に2度いくことになってしまったのか

用意した住民票に本籍が記載されていなかったからです。比較的受付時間の終わり頃に手続きに行ったために、市役所に住民票を取りに戻る時間がありませんでした。私の住んでいる市の市役所では、申請の際に本籍にチェックをしないと本籍が記載されません。申請の際に、本籍や続柄全てにチェックを入れておけば間違いないか、と一瞬思い浮かびましたがそのままチェックせずに申請してしまいました。住民票を持っていくだけで良いという先入観で判断が甘くなってしまったのです。

運転免許証の有効期限が切れているので、自分で運転して申請場所に行けません。誰かに送ってもらうか、公共交通機関を利用することになります。手続きの際に、窓口で「ここまでどうやって来ましたか?」と必ず聞かれるので注意して下さい。

期限切れ手続きに必要なもの

  • 失効した免許
  • 住民票の写し(コピー不可。本籍や国籍等の記載があり個人番号が印字されていないもの1通)
  • 申請用の写真(サイズが指定されます)

住民基本台帳法の適用を受けない方や、外国籍の方、高齢者の場合は別途準備する必要がある書類等がありますので、事前に申請場所に確認すると良いです。

期限切れ手続きができる場所

お住まいの県の公安委員会が指定する申請場所を確認してください。受付時間も申請場所によって違うので注意が必要です。

万が一有効期限を切らしてしまったら、落ち着いて申請場所の問い合わせ窓口に電話して、必要事項を確認することが望ましいです。私は期限を切れのことで動揺してしまい、確認が甘くなってしまいました。結果2度申請場所に行くことになり、かなり疲弊しました。

申請が終わると、私は1時間の一般運転者講習を受けることになりました。窓口で聞いた話では、優良運転者だったけど期限切れしたので新しく運転免許を取る人と同じ扱いになる、とのことでした。どの講習を受けることになるか気になる方は申請場所に問い合わせると良いでしょう。

一般運転者講習が終わると、その場で運転免許証を受け取ることができます。講師のお話だと、愛知県では運転免許証の期限切れ申請をする人は年間1万人程度いるとのことでした。お気を付けください。

 

令和7年1月31日

小原 良淳

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